節約主婦のまとめ買いはどんな感じ?トライアルでの買い物をのぞき見
家計の多くを占める食費を少しでも削ろうと、まとめ買いを実践している人も多いと思います。
けれども、結局食べきれずに処分することになったり、消費期限までに食べきろうとして無理したり、保存場所に困ったりと、節約のつもりで行っているまとめ買いが、家計の圧迫や家族の負担になっていることも…。
無駄を出さず、節約にもつながるまとめ買いには、どのようなコツがあるのでしょうか?
そこで今回は、夫婦共働きで3人のお子さんを育てながら、7年間で1,800万円を貯めた経験をもとにした、お金や暮らしに関する投稿が人気を集めているインスタグラマー・ゆきこさんに、実際に週1で行っているまとめ買いの様子を見せてもらいました。
節約に成功している主婦の買い物とはどんなものか、チェックしてみましょう!
教えてくれたのはこの人!
ゆきこ
関東圏に同い年の夫と3人の子供の5人家族で暮らす。元々浪費家で、貯金0円で結婚。長女出産後に危機感を抱き、家計改善に本格着手。
試行錯誤を楽しみながら、お金と暮らしを整える過程や、たわいもない日常をInstagramに投稿し、2024年4月現在、フォロワー数は16万人超。無理をせず等身大の姿で節約生活を楽しむ様子が、子育て世代の女性から共感を得ている。
著書に「貯金0円からのゆきこの貯まる生活」「貯金0円からはじめる 一生お金に困らないための生活」がある。Instagram:@yuco55_
出掛ける前に冷蔵庫の中身をチェック!
週に一度、1週間分の食材をまとめ買いしているというゆきこさん。まずは買い物前の準備についてお伺いしました。
買い物に行く前は必ず冷蔵庫の中をチェックして、何が残っているかを確認します。
ちなみに今日はニンジンが1本残っていたので、まとめ買いする物には入れていません。
聞けば、この事前の冷蔵庫チェック以外、特に準備する物はないとのこと。
買う物をリストアップしたメモも用意しないそうです。
うちは事前に献立を決めたりしないので、買う物もそこまで厳密に決めていないんです。
献立を決めない理由は、子供たちのリクエストやその日の気分によって、食べたい物、作りたい物が変わるから。
なるべく臨機応変に対応できるように、1週間分の目安として「肉4点、魚3点、野菜は旬の物を中心によく使う物」とだけ決めて、食材を選ぶようにしています。
ゆきこさんも以前はあらかじめ献立を決め、それに合わせてまとめ買いをしていた時期もあったといいます。
ですが、「予定どおりに作れないと食材を余らせてしまい、結局食べきれずに処分することも多かった」ということで、試行錯誤した結果、現在のスタイルに変更したそうです。
節約のために献立を決めて、それに必要な食材を買っても、使いきれずに捨ててしまっては元も子もありません。
購入した食材をいかに無駄にしないようにするかを意識することが、長い目で見ると節約につながります。
それでは、ゆきこさんのトライアルでのまとめ買いの様子をウォッチしてみましょう!
買い物は無駄なく、スピーディーに!
ここで買い物しました!
トライアルのスマートショッピングカート(レジカート)の使い方も早々にマスターし、いざ売り場へと出発です!
入り口から一番近い野菜売り場では、玉ねぎ、ジャガイモ、ナス、トマトなどを次々とカートにイン。
その迷いのなさとスピードに驚きます。
野菜は安くて栄養価の高い旬の物以外に、保存のきく根菜類を買うことが多いです。
また、水菜やモヤシなど、低価格な野菜も必ず購入します。
野菜は主に副菜として使うのですが、「肉じゃが」や「キュウリの塩昆布和え」といった我が家の定番のほか、手元に残った野菜をレシピ検索して出てきたメニューを作ることも。
そうすると、食材を無駄なく使えます。
肉・魚売り場では、「肉4点、魚3点」の原則に合わせて、肉は「豚バラ薄切り肉」「鶏むね肉」「鶏もも肉」「牛豚ひき肉」を、魚は「サバ(冷凍)」「サケ」「しらす」を購入。
お子さんがまだ小さいこともあり(一番下の子は離乳食)、買う量は夫婦と、上の2人のお子さんは合わせて大人1人分として計算しているそう。この7つの食材で、1週間のメイン料理をやりくりします。
家族には、「今日、何が食べたい?」ではなく、例えば今日買った物だったら「サバの味噌煮とシラス丼、どっちがいい?」と聞きます。
そうすれば、子供たちも食べたい物を選べますし、食材を余らせることもないので一石二鳥です。
このほか、卵や納豆、豆腐、牛乳、ヨーグルト、食パンなど、「いつも決まって買う物」を、次々とレジカートに入れていくゆきこさん。わずか30分足らずで、合計31品目の購入が完了しました!
スーパーの滞在時間は、大体20分くらいですね。
いつも行っているところなら、どこに何が置いてあるかもわかってるし、買う物もほぼ決まっているからというのもあるのですが。
自分の性格的に、買い物をしているときに引き返すのが好きじゃなくて…。
カートに入れ忘れたから戻ろうっていうことがないように、それぞれの売り場を通ったときに、必要な物はすべてカートに入れるようにしています。
ゆきこさんのこの日の買い物!
トライアルでまとめ買いをしてみた感想は?
トライアルでの買い物でゆきこさんが気に入った様子なのが、商品のバーコードをスキャンしながら買い物ができるレジカートの存在。
今回は、最新レジカートが導入されているスーパーセンター藤沢羽鳥店でのお買い物だったので、最新型ならではの機能も役立ったようです。
普段は頭の中で計算しながら買い物をしているので、商品を入れるたびにタッチパネルに合計金額が出るのはとても助かりますね!
スキャンをし忘れることがあっても、「忘れていませんか?」とタッチパネルで教えてくれる(最新レジカートの機能)ので安心です。
レジ待ち時間が最短4分の1に!トライアルのレジカートの使い方
さらに、この日の買い物の合計金額にも驚きを隠せない様子。
1週間の買い物が7,000円以内に収まったのはうれしいですね。
いつもだと、7,000円を超えることは普通にあるので。
5食入りの冷凍讃岐うどんが189円(税込)など、トライアルのオリジナル商品がいつも買うナショナルブランドの物より格段に安いのが魅力的でしたね!
月々の食費は、各家庭の家族構成によっても変わってきます。適した節約食費は、各々で設定して実践する必要があります。
「食費を月◯万円に抑える方法」といったようなノウハウがよくありますが、当然、家族構成によって現実的に節約できる食費は異なりますので、金額設定を参考にする必要はないと思います。
我が家はまだ子供も小さくて、食べる量も少ないので、週に7,000円程度のまとめ買いで済んでいますが、これから子供が大きくなれば、この金額で家族が満足する食事は作れなくなるでしょう。
なので、今後あらためて金額を設定し直す必要が出てきます。
他人の家庭の食費よりも、賢くまとめ買いする方法を参考にして、食費は家族にストレスがない範囲で無駄を出さずに節約できる金額を設定してくださいね。
買い物後はそのままキッチンに行き、下ごしらえをする!
ところで、大量にまとめ買いした品々を、ゆきこさんはどのように保存、調理しているのでしょうか。
帰宅後のルーティーンも教えてもらいました。
家に帰ったらすぐにキッチンに立って、保存用の下ごしらえや常備菜づくりに取りかかります。
一度腰を下ろすと動くのが億劫になってしまうので、帰宅したその足でというのがポイント。
今日購入した食材を使って、大体9品の副菜を作り、週の前半はここで作った作り置きでやりくりします。また、お肉は買ってきたらすぐに下味をつけて冷凍しておき、週の後半に食べるようにすると、平日の料理が楽になりますよ。
ゆきこさんのInstagramでは、スーパーでの買い物後のルーティーンや、おすすめの下味付けのレシピが紹介されているので、こちらもチェックしてください!
また、意外な物も冷凍保存しているといいます。
豆腐は安いときに多めに買って、すぐに使わない分は水を切って保存袋に入れて冷凍保存します。
解凍すると水分も結構抜けているので、衣をつけて揚げてナゲットにしたり、ぐちゃぐちゃにつぶして肉ダネのカサ増しにしたり、いろいろ使えて便利ですよ。
さまざまな工夫を凝らして1週間を乗り切っているゆきこさん。
週に1度のまとめ買い以外は、「子供たちが好きで大量に消費する」という牛乳やヨーグルトなど、足りなくなった物だけを買い足しているそうです。
まとめ買いには断然トライアルが便利!
ゆきこさんのまとめ買いぶりを見て、節約とは「いかに無駄を出さないようにするか」だなと、あらためて気づかされました。
・「肉4点、魚3点」のように、買う物の数を決める
・買い物後は休む間もなく下ごしらえに取りかかる
というのも、まとめ買いした物を無駄にせず消費するテクニックだと思いますので、ぜひ参考にしてください!
また、同じ物を買うなら、少しでも安く買いたいですよね。「ほかのスーパーに比べて、全体的にリーズナブルな価格設定だと思います」と、ゆきこさんも太鼓判を押すトライアルで、ぜひまとめ買いをしてください!
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