
排水口を簡単掃除!キッチン・風呂・洗面台を快適に保つには?
キッチンや風呂、洗面所の排水口は、家の中でも汚れやすい場所。つい掃除をおろそかにすると、ぬめりやにおいが発生し、不快に感じるようになってしまいます。そうならないためには、定期的なお手入れで排水口を清潔に保つことが重要です。
ここでは、Instagramでさまざまなお掃除術を発信しているラク家事研究家・みなさんに、キッチン・風呂・洗面台、それぞれの排水口の掃除方法を教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

みな
クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級を持つ、ラク家事研究家。Instagramで簡単にできる掃除術を紹介して人気を集め、フォロワー38万超(2022年12月現在)を誇る。投稿をまとめた著書「手間かけない、時間かけない、頑張らない しない掃除」が発売中。
Instagram:@mina__room
排水口のお手入れには泡タイプの塩素系漂白剤が活躍
みなさん曰く、排水口掃除に使用する洗剤は、場所を問わず「キッチン泡ハイター」がおすすめだそう。
洗剤はお風呂場用、キッチン用と分かれていることが多いですが、成分(次亜塩素酸ナトリウム)はほとんど変わりません。
加えて、次亜塩素酸ナトリウムは開封してから時間が経つにつれて濃度が低下するため、開封してから長く置くほど洗浄力が落ちてしまうんです。
よって、場所ごとに洗剤を使い分けるより、ひとつの洗剤を使ったほうが洗浄力をキープしたまま使い切れるだけでなく、場所もとらないので一石二鳥ですよ。
トライアルで買える!
キッチン泡ハイター(花王)
199円(税込)

※2022年11月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
キッチンの排水口のお手入れ方法
まずは、キッチンの排水口のお手入れ方法をご紹介します。
キッチンの排水口が汚れる主な原因は、食材から出る生ゴミや油汚れ、洗剤カス。
それらを放置しておくと、嫌なにおいやぬめりの元になるだけでなく、そこに雑菌が繁殖することで食中毒を引き起こす場合も。
キッチンの排水口は、こまめなお手入れが必須となります。
お手入れのおすすめ頻度ごとに、掃除方法をご紹介しましょう。
毎日
ゴミ受けに溜まったゴミを取り除き、キッチン泡ハイターをスプレーして5~10分置いた後に水で流す。

週に1~2回
シンクに50℃程度のお湯を溜め、一気に流す。

食器洗い洗剤といっしょに流れた油汚れは、配管に付着したまま残っている場合があります。
こうして大量のお湯を一気に流すことで、油汚れが溶けて、配管の詰まりをスムーズにしてくれるんです。
長年にわたって溜まってしまった頑固な汚れは難しいですが、このお手入れを定期的に行うことで、汚れによる詰まり予防になりますよ。
ただし、お湯の温度が60℃以上になると配管が傷んでしまい、水漏れの原因になるので注意してください。
2週間に1回
ジェルタイプのパイプクリーナーで排水管まできれいに。

ここで使うのは、「パイプユニッシュPRO」がおすすめ!
ですが、ジェルを注いだ後に放置しすぎると排水管が詰まる原因になるので、記載された時間は必ず守ってくださいね。
トライアルで買える!
パイプユニッシュPRO(ジョンソン)
189円(税込)

※2022年11月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
1ヵ月に1回
市販の排水口クリーナーを使う。


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強力発泡でスッキリきれい!排水口クリーナー 浴室用・台所用(ライオンケミカル)
3包入り/199円(税込)

※2022年11月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
お風呂の排水口のお手入れ方法
髪の毛や石鹸カス、皮脂、垢などが溜まる風呂の排水口は、1~2日であってもぬめりや嫌なにおいが発生します。そのため、排水口に溜まったゴミは毎日取り除くようにしましょう。
みなさんは、排水口に溜まったゴミは最後に風呂に入る人が捨てるというルールを作って、一日の終わりにリセットしているといいます。
お手入れのおすすめ頻度ごとに、掃除方法をご紹介しましょう。
週に1回
排水口にキッチン泡ハイターをスプレーし、5~10分置いた後に水で流す。

2週間に1回
ジェルタイプのパイプクリーナーで排水管まできれいに。
ここでも「パイプユニッシュPRO」が使えます!
キッチンの排水口のお手入れ方法でもお伝えしたように、長時間放置すると排水管が詰まる原因になるので、注意してくださいね。
1ヵ月に1回
市販の排水口クリーナーを使う。
こちらも、キッチンの排水口のお手入れ方法でご紹介した、排水口クリーナーが使えます。
浴室専用のものもありますが、キッチンと併用できる商品もありますので、トライアルでチェックしてみてください!
半年に1回(orにおいが気になるとき)
ヘアキャッチャーの下にある封水筒を取り外し、キッチン泡ハイターをスプレーし、スポンジで洗う。
塩素系漂白剤は強いアルカリ性のため、手に直接ふれないようゴム手袋を使用しましょう。

洗面台の排水口の掃除方法
ゴミ受けに溜まった髪の毛などを毎日取り除いてリセットするのは、風呂の排水口のお手入れと同じですが、意外と知られていないのが、オーバーフロー内部の汚れ。
オーバーフローとは、排水口に栓をして水を出しっぱなしにしたときに、洗面ボウルから水があふれないようにするための仕組みのこと。洗面ボウルに開いている、あの穴です。

オーバーフローの内部は、洗顔や手洗いの際に跳ねた石鹸カスや水垢が溜まり、嫌なにおいのもととなるカビが発生しやすいので、次のような方法で定期的にお手入れをすることが大切です。
週に1回
オーバーフローと排水口にキッチン泡ハイターをスプレーし、5~10分置いた後に水で流す。


洗面台の排水口をまめに掃除しているのに嫌なにおいがする場合は、オーバーフローの汚れが原因になっていることも。
週に1度、風呂の排水口のお手入れをする流れで、同時に行うとラクですよ。
2週間に1回
ジェルタイプのパイプクリーナーで排水管をきれいに。
ここでも「パイプユニッシュPRO」が使えます!
ここでも「パイプユニッシュPRO」が使えます!
キッチンの排水口のお手入れ方法でもお伝えしたように、長時間放置すると排水管が詰まる原因になるので、注意してくださいね。
トライアルなら、排水口掃除に必要なアイテムも充実!
放っておくとすぐにぬめりやベトつきが発生してしまう排水口は、こまめなお手入れが重要。場所ごとに洗剤を使い分けなくてもいい上に、手軽に短時間でできるのもうれしいところです。簡単なお手入れを定期的に行うことで、大掃除の手間も省けますよ!
日用品もお手頃価格で販売しているトライアルでは、ここで紹介した排水口のお手入れに必要なアイテムを幅広く取り揃えていますので、ご購入の際はぜひチェックしてください!