生姜焼きを柔らかく!簡単にお店の味に仕上げるレシピをプロが紹介
ごはんのお供になる王道のおかず、生姜焼き。
身近な食材と調味料で作ることができ、調理工程もシンプルですが、生姜の効いた甘辛い味は万人受けするおいしさです。
生姜焼きは、「生姜焼き用」として販売されているやや厚めの豚肉でも、薄切りの豚肉でも作ることができますが、料理家の風間章子さんのおすすめは「食べごたえのある厚めの肉!」とのこと。
ただ、失敗しがちなのは、その焼き加減です。
肉に火が通っているか心配で、つい焼き過ぎて硬くなってしまうことがありますよね。
そこで今回は、厚切り肉でも硬くならず、やわらかく仕上がる生姜焼きの作り方を、風間さんに教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!
風間章子(かざま あきこ)
料理家/調理師
イタリアンレストランで6年間修業した後、カフェを立ち上げ、雑誌やウェブなど、さまざまなメディアにて料理監修で活躍。これまで、4店舗のカフェの料理メニューの立ち上げを行う。料理の技術向上はもちろん、料理の楽しさを伝えることを目的とし、料理の撮影や料理教室を開催するキッチンスタジオ「人形町キッチン」を運営。わかりやすい説明と気さくな人柄で、好評を得ている。
X(旧Twitter):@ACCO_kzm
豚ロース厚切り肉(トンテキ)を柔らかく焼く方法!簡単レシピを紹介
トライアルでの販売価格
米国産 豚ロース生姜焼き用(100g)…119円(税込)
※2024年1月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
肉をやわらかく仕上げるポイントは?
厚切り肉を使った生姜焼きをやわらかく仕上げるには、焼きすぎないことが重要です。
必要最低限の時間でサッと焼けるように、「筋切り」と「タレの準備」をしておきましょう。
まずは、下準備の流れを紹介します。
筋切りをする
今回のレシピでは、厚さ5mmのロース肉を使用します。
筋切りが必要なのは、ステーキやトンカツに使う2~3cmの分厚い肉を思い浮かべるかもしれませんが、5mm程度の厚さの肉でも筋切りをすればやわらかく仕上がります。
1. まな板に重ならないように肉を並べ、脂身と赤身の境に包丁の先を軽くあてて切り込みを入れます。
肉を完全に切り離すと、焼き上がりの形が悪くなるので注意。
表裏いずれも筋切りをしてください。
2. 筋切りを終えた肉は、片面に塩、コショウを振り、そのまま10分程置いて常温に戻しましょう。
厚切り肉は常温に戻すことで、中心部までスムーズに熱が伝わるようになります。
肉の筋切りをしないと、焼いているあいだに肉が反りかえるので、反った部分に火を通そうとしますよね?
それが、焼きすぎの原因になります。
下準備で少し手間をかけることで、無駄な時間をかけずに全体をムラなく焼くことができますよ。
タレを混ぜ合わせておく
生姜焼きのレシピには、タレに肉を漬けてから焼く方法と、肉を焼いているときにタレを入れる方法があると思います。
ただ、タレに長く漬け込むと、肉の水分が抜けてパサつきやすくなるため、焼いているときにタレを入れるほうが、簡単にやわらかく仕上げることができるでしょう。
厚切り肉も食感やわらか!生姜焼きの作り方
ここからは、風間さんの生姜焼きレシピをもとに、焼き方のコツを解説します。
材料(2人分)
豚ロース生姜焼き用…6枚(200g程度)
塩、コショウ…各適量
玉ねぎ…2分の1個
サラダ油…小さじ2
[タレ]
おろし生姜…15g(皮ごとすりおろしたものがベター)
酒…大さじ2
醤油…大さじ1と2分の1
みりん…大さじ2
[付け合わせ]
キャベツの千切り、トマト、きゅうりなどお好みで
作り方
1. 豚肉を両面とも筋切りをする。片面に塩、コショウを振って10分置き、常温に戻す。玉ねぎは繊維に沿って細切りにする。タレの材料をすべて合わせておく。
2. フライパンにサラダ油を入れて強めの中火に熱し、肉が重ならないように広げて入れる。片面に焼き目がついたら裏返す。
フライパンは大きめな物を使いましょう。
鉄のフライパンを使う場合は、熱してから油を入れるようにしてください。
焼いているうちに肉が反ってきたら、菜箸でフライパンに押し付けるようにして焼くのが◎。
3. 豚肉の表面が焼けたらフライパンの端に寄せ、空いた部分で玉ねぎを炒める。玉ねぎが少ししんなりしたら、豚肉といっしょに炒め合わせる。
4. タレをすべて加えて強火にし、フライパンを揺らしながら手早く全体を炒め合わせて味をなじませる。
ここでじっくり焼こうとするとお肉が硬くなります。
時々フライパンをゆすって味を絡め、手早く全体に味をなじませましょう。
5. 付け合わせを添えた皿に肉を盛り、上に玉ねぎをのせ、フライパンに余ったタレをかける。
最後にかけるタレが薄ければ少し煮詰め、濃ければ水を足して味を調整してください。
新鮮な生姜焼き用の豚肉は、いつでもお得なトライアルで!
生姜焼きが硬くなるのが気になっていた人も、今回ご紹介したレシピなら簡単にやわらかく仕上げることができます。
豚肉をあらかじめタレに漬け込まないと、味がちゃんとなじむか不安に感じるかもしれませんが、こちらのレシピならまったく問題ありません!
これまで薄切りの肉を使っていた人も、次は厚めの豚肉を使って、食べ応えのある生姜焼きを作ってくださいね。
常に新鮮な肉がそろっているトライアルでは、生姜焼き用の厚切り肉もお手頃価格でご用意しています。
生姜焼きを作る際は、ぜひトライアルでチェックしてください!
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