「漁師めし」は究極の時短料理!新鮮なカツオの絶品レシピ2品
魚を知り尽くした漁師さんが、釣ったばかりの魚をさばいて手早く作る船上料理は、いわば究極の時短料理!トライアル「産地直送」の新鮮な刺身だからできる「おうちで漁師めし」。今回はカツオを使った「つかんまぜ」と「ガワ(冷や汁)」の2品をご紹介します。
ちぎって入れて、つかんで混ぜる超ワイルドな「つかんまぜ」
5月から6月にかけて出回る初鰹は、身が引き締まり、さっぱりした旨味が特徴。
カツオといえば刺身やタタキがおなじみですが、ここではシンプルで豪快、繊細で滋味深い味わいの、2種類の漁師めしをご紹介します。
まず一品目は「つかんまぜ」。もともとは、獲れたてのカツオを船上でおろして、身を手でちぎって調味料と混ぜ合わせた、究極の漁師めし!新鮮な魚でこそ真価を発揮する船上料理です。
素材をちぎることで、表面を凸凹にして味のなじみを良くするのが調理のポイント。ご家庭では、カレースプーンなど大きめのスプーンを使うのがおすすめです。
いつもの刺身が、切り方や混ぜ方を変えるだけで、味も食感もまったく違うものになる、目からウロコのこの料理、トライアルの「産地直送」のカツオでぜひお試しください。
つかんまぜ
材料(2~3名分)
カツオ…1サク
ダイコン…カツオと同量
塩…ひとつまみ
酢…適量
※お好みでショウガや新タマネギなどの薬味
作り方
下準備:カツオのサクはさっと水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取っておく。
- ダイコンは皮をむいて、包丁やスライサーで太めの千切りまたは棒状に切る。長さの目安は5cm程度。
- カツオをカレースプーンで一口大にそぎ切りする。
- ボウルに1、2と塩を入れて、ダイコンがしんなりとするまで手でもみ込む。最後に酢を回しかけ、手で軽く混ぜ合わせる。
- 器に盛り付ける。お好みで、すりおろしたショウガや、新タマネギのスライスを添える。
新鮮な魚を食卓に。トライアルの「産地直送」プロジェクト始動
出汁も火も使わない!白飯にぶっかけて食べる「ガワ(冷や汁)」
夏の暑い日には、氷入りの冷たい味噌汁「ガワ」がおすすめです。
船の上で、火を使わずに作ることできる料理として考えられたこの一品。器の中で混ぜる際、氷がぶつかり合って「ガワガワ」という音がすることから名付けられたとか。赤身の味の濃さが特徴の初鰹を使うことで、出汁をとらなくても奥行きのある味わいが生まれます。
冷たい水でキュッと締まったカツオの甘みと香味野菜の軽快な歯触り、爽やかな喉越しが、繰り返し作りたくなる絶品メニュー。
冷や汁単体でも、ご飯にかけても、また、そうめんのつけ汁としても美味しくお召し上がりいただけます。
カツオと梅のガワ(冷や汁)
材料(1名分)
カツオ(刺身用)…2〜3切れ
味噌…大さじ2分の1〜1
梅干し…1個
キュウリ…適量
薬味(青ネギ、ミョウガ、大葉、ショウガ) 適量
氷、水…適量
作り方
下準備:
キュウリは薄切りにする。
青ネギは小口切り、ミョウガ、大葉は千切り、ショウガはおろしにする。
梅干しは種を抜いて包丁で叩き、ペースト状にする。
味噌を冷たい水でやや濃いめの味噌汁程度に溶く(味噌水)。
- カツオを粗みじん切りにして、盛り付け用の器に入れ、冷蔵庫で冷やす。
- ボウルに叩いた梅干し、味噌水、薬味を入れ、軽く混ぜる。
- 1に2を注ぎ入れ、氷を浮かべる。