秋に植えて春に咲く、チューリップの植え方・育て方
春の訪れを告げる花といえば、チューリップ。ガーデニング初心者でも育てやすい花で、植える時期と、植えた後のちょっとしたポイントさえ押さえれば、初心者でもあざやかな花を咲かせることができます。
「来春に向けて、チューリップを育ててみようかな…」と思ったら、まずは秋口に球根を選び、タイミングを逃さず植えることが大切。
チューリップの球根を販売店で見かけるようになるのは、だいたい9月頃。トライアルでも、たくさんの球根が売り場に並んでいます。
今回は、チューリップの正しい植え方と育て方、そして初めて植える場合に用意しておきたいグッズについて紹介しましょう。
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秋が近づいてきたら球根選びをしよう
チューリップと一口にいっても、その種類はさまざまです。色や開花時期などから、好みの球根を選びましょう。
色
幅広い世代に選ばれているポピュラーな色は、童謡にも歌われる「赤、白、黄色」。トライアルの売り場でも人気が高く、球根も多めに仕入れています。
珍しいところでは、ピンク色の淡く可憐な色合いと、ボリュームのある花弁が美しい八重咲きのチューリップ「アンジェリケ」も人気。入荷する絶対数が少なく、すぐ売り切れてしまうため、もし出会えたら早めの購入がおすすめです。
トライアルで購入できる!チューリップの球根
チューリップ球根 20球入(各種)…449円(税込)
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売時期は地域によって変動します。
さまざま色のチューリップを少しずつ育てたいなら、1球ずつご購入いただくのがおすすめ!
通常1球35円(税込)のチューリップの球根を15球まとめてご購入いただくと、今なら1球あたりの金額がお得になるキャンペーンを実施中です。
15球(色の組み合わせ自由)…495円(税込)
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※取扱店舗のみ。
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開花時期
早咲きの早生(わせ)種の開花から、最も遅く咲く晩生(おくて)種の開花までは、およそ1ヵ月の差があります。開花時期が異なる球根を同時に植えると、長くチューリップを楽しめます。
ちなみに、良い球根は中身がぎゅっと詰まった感じの、硬めの手触りの物。店頭に並んでいる球根は厳しい品質チェックを経ているのでどれも遜色ありませんが、実際にさわってみて、よりハリが感じられる物を選ぶといいでしょう。
球根の保存方法と植えつけのポイント
9月頃に購入した球根は、最適な植えつけの時期が来るまで保存してください。ほとんどの場合、店頭ではネットに入って販売されているので、そのまま直射日光があたらない風通しの良い所で保存します。
なお、チューリップの球根を植えつける時期は、朝晩の気温が下がり、木々が色づき始める紅葉の見頃と覚えておきましょう。きれいな花を咲かせるには、球根を一度寒さにさらすのがコツ。温度が下がった土に植えつけることで、花芽がしっかり育ちます。
また、植える際には、球根の向きをそろえることがポイント。球根を真上から見ると、平らになっている面と丸く膨らんでいる面がありますので、そのどちらかが正面になるように統一して植えると、葉が出てくる方向をそろえることが可能です。
チューリップは鉢植えと地植えが楽しめる
チューリップは、鉢植えでも地植えでも育てることが可能です。では、鉢植えと地植え、それぞれの植え方について、具体的な方法をご紹介します。
鉢植えの場合
1. 植木鉢、もしくはプランターに鉢底石を敷き、上に土をかぶせます。
2. 土の表面から2cm程下、全体が隠れる程度の深さに球根を植えましょう。球根同士のあいだは5cm程空けておきます。5号鉢に3~5球、65cmのプランターに18~20球が目安です。
3. 上から土を3~6cm程度かぶせます。
地植えの場合
水はけを良くするため、土にあらかじめ腐葉土を混ぜておき、表面から10cm程度の深さに球根を植えつけます。深めに植えると大雨や雪などに影響されにくく、根張りが良くなります。
鉢植えと同じく、球根同士のあいだは5cm程空けましょう。1平方メートルに100球程植えられ、密に植えるとよりきれいに咲きます。
球根を植えた後の注意点
球根を植えた後は、あまり手をかけなくても育ってくれるのがチューリップのうれしいところ。ガーデニング初心者でも、植えつけまでしっかりできればほぼ成功といっても過言ではありません。
加えて、下記の点に注意すると、よりいっそう美しい花が期待できます。
寒さが感じられる戸外に置く
チューリップは、よく日があたる涼しい所で、寒さにあたることを好みます。鉢植えやプランターは、必ず風通しの良い屋外に置きましょう。
ただし、強烈な寒波が予想される場合は、事前に軒下に避難させることをおすすめします。地植えなら、土の上に雪が積もったり霜が降りたりしても問題ありません。
植えつけ後は水をたっぷりあげる
球根を植えつけた後は、根が伸びる大切な時期。すぐにたっぷりと水をあげましょう。
チューリップは、秋に植えてから春に芽吹くまで、土の表面では何も起こらない状態が続くため、うっかり水やりを忘れてしまいがち。鉢植えの場合、土がカラカラに乾いてしまうと球根が育たないので、目につく場所に鉢を置いて、土の表面が乾いていたら水をあげるようしてください。つぼみが見えた後も、小まめに水やりをすることが大切です。ただし、多湿は根腐れの原因になるので、鉢皿に残った水はしっかり捨てましょう。
なお、地植えの場合、雨も雪も降らない日が長く続かない限りは、必要なのは植えつけ後の水やりのみ。あとは自然に任せて構いません。
肥料は植えつけ時にあげる
鉢植え・地植えを問わず、植えつけ時の土に混ぜ込む形で「元肥(もとごえ)」を与えます。元肥は、チューリップの球根の初期の生育を助ける肥料。チューリップは球根を植えてから花が咲くまで期間が空くため、肥料としての効果が長く、緩やかに続く「緩効性」の肥料を選ぶのが一般的です。
なお、生育の状態に応じて肥料を追加する「追肥(おいごえ)」をしてしまうと、土の中の肥料濃度が濃くなりすぎて球根が腐ってしまう可能性があります。球根には十分な養分が蓄えられているので、基本的に開花するまで追肥の必要はありません。
早く咲かせたい、大きな花を咲かせたいと思ってもあまり焦らず、花が咲いたら液体肥料を一度与える程度にしましょう。
球根と同時にそろえたいガーデニンググッズ
最後に、チューリップを球根から育てるにあたって、用意しておいたほうがいい物をご紹介します。いずれもトライアルで手に入る物ですので、ぜひ球根といっしょにご準備ください。
植木鉢/プランター
チューリップは、ある程度の深さがあれば、鉢の形を問いません。寄せ植えにしたいから丸型、見た目が好きだからプランターといったように、好みに合わせて選びましょう。
トライアルで購入できる!ガーデニンググッズ
パニエプランター350型…699円(税込)
菜園プランター角型380…499円(税込)
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
園芸用の土
初めてチューリップを育てるなら、土づくりをする必要がなく「水持ち」「水はけ」のバランスを兼ね備えた培養土を使うのがおすすめです。
「花と野菜の有機培養土」は有機由来の肥料を混ぜ込んであるので、土の中でゆっくりと肥料が効いていき、元気な花を咲かせるための土壌中の微生物の活動を後押しします。
肥料の効果が持続する期間が60日と180日の2タイプありますので、お好みでお選びください。
トライアルで購入できる!ガーデニンググッズ
花と野菜の有機培養土 肥料入 60日(20L)/180日(14L)…各299円(税込)
※北海道エリアは399円(税込)。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
鉢底石
鉢底石とは、軽石や黒曜石などでできた、文字通り鉢の底に敷くための石。鉢底石を敷いてから土を入れると、不要な水分を排水しやすくなったり、鉢の底から空気が入りやすくなったりするため、根腐れを防止するのに役立ちます。
トライアルで購入できる!ガーデニンググッズ
ネット入 鉢底の石(1L)…169円(税込)
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
肥料
土に元肥が含まれていない場合は、別途元肥を用意しましょう。トライアルでは、植えつけ時に混ぜ込むだけでゆっくりと効果を発揮する、「マグァンプ」をご用意しています。
トライアルで購入できる!ガーデニンググッズ
マグァンプ K 中粒(500g)…679円(税込)
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
チューリップの球根とガーデニンググッズは、トライアルで準備!
あざやかな色で気持ちを晴れやかにしてくれるチューリップ。春にきれいな花を咲かせるには、秋から準備しておくことが大切です。
植えつけ時のちょっとしたコツを押さえれば、あとのお手入れはラクチン!ぜひトライしてみてくださいね。
また、トライアルでは、チューリップの球根はもちろん、チューリップを育てるために必要なガーデニングアイテムもお手頃価格で販売しています。
球根をまとめ買いするとお得になる商品をご用意している店舗もありますので、ぜひチェックしてください!