トライアルの惣菜はなぜおいしい?職人のこだわりを大公開!
唐揚げや餃子、とんかつをはじめ、がっつり食べたい、ちょっと小腹を満たしたい…といったさまざまなニーズに応えるメニューがそろう、トライアルの惣菜コーナー。「どうしてこんなにおいしいの?」というお客様の声もいただくこともあります。
今回は、トライアルの惣菜を手掛ける明治屋の代表取締役・大塚長務さんに、トライアルの惣菜がおいしいといわれる理由となる、メニュー開発からのこだわりについてお話いただきます。さらに、トライアルの惣菜がどのようにして作られているのかも紹介しますよ!
明治屋とは
明治屋は、さまざまな部門の料理専門家や職人など「食のスペシャリスト」が連携し、厳選素材と職人技術を活かした惣菜をご提供しています。
59円のおにぎりから3万5,000円のコース料理まで、こだわり抜いた「食」を幅広くお届け。ミシュランの星を獲得したフレンチレストランとも共同開発し、ワンランク上の惣菜を堪能できることが魅力です。
トライアルグループと連携することで、製造から販売まで、効率的かつ安心で安全な供給体制を確保し、より多くのお客様に美味しい惣菜をお届けできています。
教えてくれたのはこの人!
明治屋 代表取締役 大塚長務(おおつか おさむ)
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、一流のレストランや星付きの料亭を巡る。職人教育を受けて、職人の世界でモノづくりの厳しさ、考え方を学ぶ。
28歳で九州に戻り、すし屋やたこ焼き屋、料亭などオーナーとして携わる。トライアルの新規事業(旅館)の立ち上げの職人としてプロジェクトに参加。
その後、惣菜などの「食」を通して、日常から特別な瞬間まで、よりたくさんの人へと「おいしさ」という幸せを届ける「明治屋」を設立する。トライアルの惣菜の商品開発から製造まですべてを総括する「食」のプロフェッショナル。
トライアルの惣菜とは?
トライアルの惣菜は、明治屋の職人が商品開発を担当。日常の食卓にのぼるメニューから、ハレの日におすすめの料理まで、本格的な味を追求したメニューを気軽に味わうことができます。
トライアルの惣菜は、お弁当や惣菜を審査し、優れた商品を表彰するグランプリで、多くの入賞を果たしています。
- 「2022ファベックス惣菜・お弁当グランプリ」で優秀賞獲得
- 「2022ファベックス惣菜・お弁当グランプリ」で2点入賞
- 「お弁当・お惣菜大賞2022」で明治屋のタンドリー竜田おにぎりが入選
(参照元:明治屋公式サイト)
また、トライアルの惣菜の多くは、食品の加工からパック詰めまでを店内で行っています。新鮮な状態で店頭に並べられることも魅力のひとつといえるでしょう。
トライアルの惣菜のこだわりは?
トライアルの惣菜のこだわりは、大きく3つあります。
1 店内で手作りしているから出来立てが味わえる
トライアルの惣菜は、店内に設置されているキッチンで調理されています。出来上がったものから順に店頭に並ぶので、タイミングが合えばできたての惣菜も購入可能です。
2 職人が商品開発しているから本格的な味に
トライアルの惣菜を担う「明治屋」には、和食・洋食・中華など各ジャンルに精通した40〜50名の職人が在籍。食材の仕入れからレシピの発案、作り方の指導まで、この職人たちが担当しています。
年間1,300〜1,500通りのレシピが考案され、その中から厳しい条件をクリアした300種類ほど(2022年3月現在)がトライアルの惣菜コーナーに並んでいるのです。
また、各店舗に並ぶ惣菜は、調理法から天ぷらやとんかつの揚げ方まで、職人から技を伝授されたトレーナーが、各店舗の惣菜調理の担当者に指導。どの店舗でお買い求めいただいても、納得のいく味をお客様にお届けできるよう、日々尽力しています。
3 素材調達のプロが仕入れた良質な食材を使用
惣菜で使用している食材は、「食材を探すプロ」が厳選しています。
明治屋の社内で仕入れからメニュー開発、調理まで一貫して行っているので、鮮度のいい食材を調達できる上、リーズナブルでおいしい惣菜をご提供することができるのです。
トライアルの惣菜が店頭に並ぶまで
トライアルの惣菜は、どのようプロセスを経て店頭に並んでいるのでしょうか。商品が開発されて陳列されるまでの一連の流れを見ていきましょう。
1 市場のトレンドを調査し、惣菜にマッチしたメニューをピックアップ
トライアルの惣菜は、「職人が作りたいものを作る」といったスタンスではなく、以下のような観点から、市場のトレンドを徹底的に調査しています。
・食卓での出現率が高く、調理が簡単・使う材料が少ないもの
・食卓での出現率が高いが、作るのに時間がかかる・使う材料が多いもの
例えば、カレーは家庭でよく作られるメニューで調理が簡単。さらに材料も少ないため、スーパーで購入する惣菜としては向いていないと考えられます。一方、唐揚げやとんかつ、コロッケといったものは、食卓に並ぶ頻度は高いものの、調理工程が多いため、家庭で作るにはちょっと面倒に感じるでしょう。よって、調理されたものを買うことが多いのでは?惣菜では、こういったメニューをトレンドも踏まえてピックアップし、開発を進めています。
2 職人考案のレシピを、店舗の調理担当者が再現できるか実験
いくら職人が本格的な味のメニューを考案しても、店舗に並ぶ商品がそのクォリティに満たないものであってはいけません。トライアルでは、職人が考案したレシピを店舗の調理担当者が再現できるか、テストキッチンで実験を繰り返し行っています。
テストキッチンとは、職人たちが試作や研究を日々重ねている、店舗で惣菜を調理するスペースと同じ間取りで作られたキッチンのこと。ここで、各メニューを開発した職人が、店舗の調理担当者に指導するトレーナーに作り方や調理のコツを直接伝授します。
このプロセスを経て、店舗の調理担当者が職人と同じクォリティで調理できるメニューのみ商品化されるのです。
トライアルの惣菜を活用して、ワンランク上の味を食卓に!
ここまでご紹介してきたように、トライアルの惣菜は、一流シェフがメニューを考案&良質の食材を厳選し、各店舗の惣菜担当がシェフのクォリティを忠実に再現しているからこそ、常に本格的な味をお届けすることができています。
食卓に何かもう一品欲しい、ランチにパッと何か食べたい――どんなときでもご活用いただける、おいしい惣菜をいつもお手頃価格でご提供していますので、ぜひチェックしてくださいね。
次回以降は、トライアル自慢の商品を続々とご紹介していきます!