入浴剤って意味あるの?期待できる効果やおすすめの選び方を紹介
湯船でじっくりと体を温めたいときや、疲労感や肩こりなどの症状をやわらげたいときに役立つといわれる入浴剤。
ほかにも、保湿成分で肌を潤してくれたり、良い香りでリラックスできる空間にしてくれたりと、アイテム次第でさまざまな効果が期待できます。
そこで今回は、入浴剤の種類別の効果や選び方をご紹介。
トライアルで購入できるおすすめの入浴剤も見ていきましょう。
入浴剤にはどんなメリットがある?
入浴剤を使うことには、次のようなメリットがあります。
- しっかりと体を温められる
- 有効成分が含まれる入浴剤なら、疲労や冷え症、肩こりなどをやわらげる働きがある
- 保湿成分入りの入浴剤なら、乾燥肌の改善が期待できる
- 香り付きの入浴剤ならリラックス・リフレッシュも
具体的にどのような効果が得られるのかはどの入浴剤を使うのかによって異なるため、目的に応じて使い分けることが大切です。
入浴剤は毎日使っても大丈夫?
入浴剤は毎日使っても問題ないのか不安に思う方もいるかもしれませんが、入浴剤は毎日使っても問題ない物です。
冷えをそのままにしておくと、下記のような悪影響がありますので、入浴剤を入れたお風呂に毎日浸かることで、しっかり体を温めましょう。
体の冷えがもたらす悪影響
- 免疫力が低下するため、インフルエンザや感染症のリスクが高まる
- 不眠や頭痛、肩こり、肌荒れ、むくみ
- 女性なら月経不順、膀胱炎 など
ただし、敏感肌の人は毎日の使用は控えたほうがいいかもしれません。
入浴中、肌にピリピリ感やかゆみなどを感じた場合も、使用を中断して肌へ負担を与えないようにしましょう。
また、赤ちゃんの場合は、生後3~4ヵ月以降であれば、無添加タイプや香りの優しい入浴剤なら使って問題ないとされています。
生後3~4ヵ月未満のうちは、新生児に使える沐浴剤を使いましょう。
入浴剤の種類別・期待できる効果
入浴剤にはさまざまな商品がありますが、期待する効果によって「医薬部外品タイプ(薬用入浴剤)」「無機塩類・炭酸ガスタイプ」「保湿成分配合タイプ(化粧品)」「香り付きタイプ」の4つのタイプに分けられます。
それぞれ、具体的にどのような効果が期待できるのかを見ていきましょう。
医薬部外品タイプ(薬用入浴剤):疲労回復など具体的な悩みにアプローチ
次のような効果や効能が期待できるのは、すべて「医薬部外品」と明記されている入浴剤です。
・疲労回復
・冷え性の改善
・肩こりや腰痛の改善
・しもやけの改善
・リウマチの改善
・ひびやあかぎれ、あせも、荒れ性、にきびなどの改善
商品によってもどのような症状に向いているのかが異なるため、商品の説明を確認しましょう。
無機塩類・炭酸ガスタイプ:温浴効果を高めて汗を流す
無機塩類タイプや炭酸ガスタイプは、いずれも温浴効果を高めて血行を促進させたり、発汗を促したりするタイプの入浴剤です。
無機塩類タイプは炭酸ナトリウムや硫酸ナトリウムなどの成分が肌に付着して、炭酸ガスタイプの入浴剤はお湯に溶けた炭酸ガスによって、それぞれ温浴効果がアップします。
保湿成分配合タイプ(化粧品):乾燥対策に
「化粧品」に分類されるタイプの入浴剤は、医薬部外品のような体の諸症状への効果や温浴効果は認められていないものの、保湿成分による乾燥肌の改善が期待できます。
配合されている保湿成分の例としては、ホホバ油やオリーブ油などが挙げられます。
また、たんぱく質分解酵素やパパインなどの酵素成分が配合された入浴剤なら、古い角質などを落として滑らかな肌づくりをサポートしてくれるでしょう。
なお、保湿効果のある入浴料を使ったからといって、入浴後の保湿ケアをしなくていいわけではありません。
お風呂から出た後の水分の蒸発による肌の乾燥を防ぐためにも、きちんとボディクリームなどで保湿することがポイントです。
香り付きタイプ:気分転換やバスタイムを演出
香り付きの入浴剤は、リフレッシュしたいときや華やかなバスタイムを演出したいときに人気です。
ラベンダーなどのフローラル系のほか、レモン、ベルガモットなどのシトラス系、ヒノキなどのウッド系というように、香りの種類もさまざま。
自宅のお風呂で硫黄の香りを楽しめる、温泉タイプの入浴剤もあります。
入浴剤の選び方
ここからは、入浴剤を選ぶときに着目したい5つのポイントを見ていきましょう。
1 改善したい症状に合わせて選ぶ
入浴剤を使って改善したい症状や悩みがあるときは、その症状に対応した効果・効能を持つ入浴剤を選びましょう。
疲労感や肩こり、冷え性、リウマチなどの症状には「医薬部外品」の入浴剤が、乾燥肌が気になる場合は「化粧品」の入浴剤がそれぞれ適しています。
医薬部外品の入浴剤
疲労感や肩こり、冷え症などへの効果や効能を重視する場合に、医薬部外品の入浴剤は向いています。
入浴剤によって効果が異なるため、パッケージの説明をよく確認しましょう。
トライアルで買える!医薬部外品の入浴剤
きき湯 マグネシウム炭酸湯(360g)/バスクリン…649円(税込)
※2023年10月 スーパーセンター宮田店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
バブ ミルキーアロマ 12錠入/花王…369円(税込)
※2023年10月 スーパーセンター宮田店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
化粧品タイプの入浴剤
乾燥肌が気になるときは、化粧品タイプの入浴剤の保湿効果に注目しましょう。特に、バスミルク系の入浴剤は、保湿ケアが期待できるものが多いです。
なお、保湿成分を配合した入浴剤の中には、保湿効果だけでなく疲労回復や肩こり、冷え症などをやわらげる効果も期待できる医薬部外品の商品もあります。
トライアルで買える!医薬部外品の入浴剤
ウルモア 高保湿入浴液 クリーミーローズの香り(600ml)/アース製薬…659円(税込)
※2023年10月 スーパーセンター宮田店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
ビオレu 角層まで浸透する うるおいバスミルク 600ml/花王…699円(税込)
※2022年9月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
2 好みの香りで選ぶ
バスタイムをより充実したリラックスタイムにしたいときは、入浴剤の香りに注目すると◎。
お気に入りの香りに合わせて選びましょう。
また、次のように目的やシーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。
- リフレッシュしたい
レモン、ベルガモットなどのシトラス系、ヒノキなどのウッド系 - 気分を落ち着かせたい
バニラ、ココナッツなど - 心地良く眠りたい
ラベンダーやジャスミン、ローズなどフローラル系
3 固形か粉かに注目する
入浴剤は、固形タイプや粒・粉タイプのほか、液体タイプもあります。
タイプによって効果が大きく異なるわけではありませんが、それぞれ使いやすさや特徴に違いがあります。
固形タイプ
固形タイプは小分けで使えるものが多く、携帯性にも優れています。炭酸ガス系も固形タイプが多いです。
粉・粒タイプ
粉・粒タイプは、小分けで使えるものと大容量タイプの両方あります。バスソルトなどの無機塩類系もこのタイプです。
液体タイプ
液体タイプには、バスミルクなど保湿効果を重視した入浴剤が多いです。ひとつのボトルに入ったものが多く、自宅用に向いています。
大容量タイプならひとつの容器でスマートに収納しやすく、小分けになっている入浴剤なら旅行や出張に持っていくのに役立ちます。
使いやすさや収納場所も考慮して選ぶと、毎日ストレスなく使うことができるでしょう。
4 容量とコスパの良さで選ぶ
入浴剤を毎日使う場合は、コストパフォーマンス良く使える大容量タイプが◎。
特に、バスソルトなどの粉末系の入浴剤は、大容量の商品が多くそろっています。
5 敏感肌なら「無香料・無着色」「塩素除去」に注目
敏感肌の人は、無香料・無着色タイプの入浴剤を選ぶと、肌への負担を軽減できるでしょう。
また、塩素除去成分を配合した入浴剤なら、水道水に含まれる塩素を除去してくれるため、お風呂に入ったときのピリピリ感の緩和が期待できます。
6 お子さんとのバスタイムが楽しくなる
お子さんとのバスタイムも盛り上がる、遊び心にあふれた入浴剤も人気です。
中でも今注目なのは、「びっくら?たまご」。
マスコット入りの入浴剤で、溶けるまで何が出てくるかわからないワクワク感が魅力です。
種類も豊富で香りもさまざまあるので、お子さんといっしょに好きなキャラクターを選ぶのも◎。
トライアルで買える!お子さんが喜ぶ入浴剤
びっくら?たまご すみっコぐらし フルーツバケーション 75g/バンダイナムコ…349円(税込)
※2022年11月 メガセンター八千代店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
トライアルは入浴剤の種類も豊富!上手に使い分けてバスタイムを快適に
入浴剤は、種類によって期待できる効果が大きく異なります。
また、入浴剤の形状やパッケージも、使いやすさに大きく影響するものです。
毎日のバスタイムを心地良いものにするためにも、目的やシーンにぴったりの入浴剤を選び、上手に使い分けていきましょう。