ニラの冷凍保存はアリ?冷凍・冷蔵で長持ちさせるポイント
冬から春にかけて旬を迎えるニラ。
炒め物や汁物、餃子、薬味など、さまざまな料理に使えるため、購入頻度が高いご家庭も多いと思います。
ですが、しばらく使わずに冷蔵庫に入れておいたら、干からびたり、傷んだりしていた…なんてことが起こりがちではないでしょうか?
今回は、ニラを長持ちさせるために理想的な保存方法について、フードコーディネーターの清水加奈子さんに詳しく教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!
清水加奈子(しみず かなこ)
フードコーディネーター/管理栄養士
調理師、中医薬膳師の資格も持つフードコーディネーター。アイディアレシピやダイエットレシピの提案からフードスタイリングまで幅広くこなし、食関連の企業サイトや雑誌などで活躍中。
公式サイト
トライアルでの販売価格
ニラ(1袋)…199円(税込)
※2024年1月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
ニラの保存はどうするのが正解?
ニラは乾燥しやすく、傷みやすい野菜です。そのため、常温での保存には向いていません。
冷蔵または冷凍で保存することがマストとなりますが、冷蔵保存した際、気がついたら野菜室の奥で干からびていたり、傷んだニラが悪臭を放っていたりした経験を持つ人は少なくないようです。
実は、ニラは冷蔵保存でも日持ちしにくい野菜。
すぐに使う予定があれば冷蔵保存で構いませんが、すぐに使いきれそうにないときや、新鮮なニラが大量に手に入ったときなどは、冷凍保存をおすすめします。
ニラの冷凍保存は、冷蔵保存に比べて長持ちするだけでなく、食感や香りもそれほど損なわれないのが魅力。
凍ったまま使えるので、ストックしておくとサッと使えて便利ですよ。
断然おすすめ!ニラの冷凍保存方法
ニラを冷凍保存する際は、そのままの長さではなくカットしてから保存しましょう。
冷凍したニラは解凍されやすく、長いままだと冷凍庫から出して、切っているあいだに解凍が進み、水っぽくなってしまいます。
ニラを冷凍する手順
1. 根元の部分を洗って泥を落とし、葉の部分はサッと水で洗います。
2. 根元から1cm程度を切り落としたら、レバニラなどの炒め物用なら3〜5cm、餃子のタネなどにするなら粗みじん切りと、用途に合わせた大きさにカットします。
3. カットしたニラをジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
ジッパー付き保存袋にそのまま入れても構いませんが、粗みじん切りのニラのにおいが気になる場合は、小分けにしてラップに包んでから入れるといいですよ。
カットして冷凍したニラは香りが飛びやすいので、なるべく2週間くらいで使いきるようにするといいでしょう。
冷凍したニラの活用法
冷凍したニラを使うときは、解凍する必要はありません。
凍った状態のまま、加熱調理や下ごしらえに使いましょう。
数cm幅で切ったニラは、凍ったままレバニラやニラ玉といった炒め物に入れたり、チヂミやお好み焼きなどの具材にしたりするのがおすすめ。
また、サッと茹でて酢味噌和えにしてもおいしく食べられますよ。
一方、粗みじん切りにしたニラは餃子や肉団子のタネのほか、味噌汁やスープの具として使うのに適しています。
冷蔵保存で長持ちさせるコツ
ニラを冷蔵保存する際は、野菜室で保存するようにしてください。
濡らしたキッチンペーパーやラップで包んで保存する方法もありますが、購入から2~3日で使いきれるようなら、袋に入った状態で売られていたニラならそのまま、袋に入っていなかったらポリ袋に入れて野菜室で保存すれば問題ありません。
その際、立てて保存すると鮮度を保つことができます。
もし、2~3日で使いきれそうになかったら、鮮度や香りを逃さないためにも、先に紹介した冷凍保存に切り替えるのをおすすめします。
トライアルなら、新鮮なニラがいつでもお得に手に入る!
餃子やもつ鍋、炒め物など、ニラが欠かせない料理はたくさんあります。
また、ニラはスタミナがつく野菜としても知られていて、風邪が流行る時期や疲れたときなどに食べて、精をつけるのもおすすめです。
トライアルでは、いつでも新鮮なニラをお手頃価格でそろえています。
独特な香りが料理の味のアクセントになるニラは、鮮度が落ちると香りも飛んでしまうため、新鮮なニラが手に入ったらすぐに使うのがベスト。
すぐに使いきれない場合でも、今回紹介した方法で冷凍保存して鮮度と香りをキープし、おいしく味わってくださいね!
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