納豆は冷凍保存できる?まとめ買いしてもおいしさを保つ方法
朝食の定番で、毎日食べている家庭も少なくないほど、日本人の食生活に欠かせない納豆。価格も手頃なので、冷蔵庫には必ずある食品のひとつではないでしょうか。
そんな納豆の賞味期限は、1週間~10日程と意外と短いもの。納豆は毎週買い足しているのに、「食べたいときに冷蔵庫にない」「賞味期限間近に慌てて食べた」という経験がある方も多いのでは?
そこで今回は、納豆の賞味期限切れを防ぐひと手間、冷凍保存の方法をご紹介します。冷凍・解凍のポイントを押さえて、時間が経っても納豆をおいしく食べられるようにしましょう!
納豆の冷凍保存をすすめる3つの理由
納豆は、冷凍保存ができる食材です。冷凍保存をすれば、納豆の賞味期限切れを防いで、献立でもより活用しやすくなります。まずは、納豆の冷凍保存をすすめる理由について、詳しく解説します。
賞味期限が延び、1ヵ月程度になる
納豆の賞味期限は、通常1週間~10日程ですが、冷凍してしまえば1ヵ月程度となり、必要なタイミングで食べられて便利です。それ以上は、劣化して風味が落ちてしまうため注意しましょう。
冷凍した分は賞味期限を忘れないよう、パックの日付が見える位置で保管する、日付をマスキングテープで書いて貼っておくなどの工夫をすると便利です。
まとめ買いができるようになる
納豆を冷凍できることがわかっていれば、安いときにスーパーでまとめ買いしてストックできるようになります。こまめに買い足す必要がありません。
また、冷凍庫に食材があれば、忙しくて買い物に行けない日や、旅行前後で生ものを買い足したくないときにも便利です。ヘルシーで汎用性の高い納豆を冷凍しておいて、毎日の献立に役立てましょう。
冷凍しても納豆菌や風味に変化はなし
納豆は、大豆に納豆菌を混ぜて作ります。納豆を食べることで腸内環境を整える効果が期待できるのは、この納豆菌の働きです。
納豆菌は寒さに強く、低温になると活動を停止して冬眠するため、冷凍保存しても納豆菌が死滅することはありません。納豆の風味や粘り、味わいも、冷凍前と解凍後で変わらず楽しめます。
納豆の冷凍保存は、ひと手間でおいしく長持ち
納豆を冷凍するときは、冷凍方法に気をつけましょう。冷凍する際のポイントを押さえておけば、解凍してもおいしく納豆を食べられます。
トライアルでの販売価格
小粒納豆(ミトフーズ)…69円(45g×4パック)
※2022年4月 スーパーセンター長沼店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※ほかにもさまざまな種類の納豆を販売しています。
しっかり密閉!が冷凍のポイント
納豆をおいしく冷凍するコツは、できるだけ空気を入れずに密閉すること。
パックのまま冷凍庫に入れて保存することもできますが、乾燥やにおい移りを防ぐためにひと手間かけることをおすすめします。
おいしさを保つ納豆の冷凍手順
まず、納豆に加えて、ラップとジッパー付き保存袋を用意します。ジッパー付き保存袋は、納豆パックよりひと回り以上大きい物を用意すると作業がしやすくおすすめ。食品が直接ふれるわけではないので、再利用しても構いません。そのため、納豆保存専用の袋を用意しておくと、冷凍庫の中で探しやすいでしょう。
用意する物
・納豆
・ラップ
・ジッパー付き保存袋
冷凍保存の方法
1. タレやからしといっしょに、納豆パックをラップで包む。
2.「1」をジッパー付き保存袋に入れる。なるべく空気を抜き、しっかり口を閉じて密閉する。
3.「2」を冷凍庫へ入れる。
複数パックや下味付きでの冷凍保存もOK
納豆はパックのままだけでなく、取り出して冷凍保存することもできます。複数パックの納豆を一度に使うことが多いご家庭では、2~3パック分の納豆をジッパー付き保存袋に入れ、密閉して冷凍する方法もおすすめです。
複数パックを冷凍する際は、空気を抜いて冷凍すること、また納豆を取り出しやすいように、ジッパー付き保存袋の余った部分を折り曲げて冷凍することがポイントです。
パックから出して冷凍する際は、タレやからしといっしょに、長ネギ、かつお節、青のりなどの薬味を混ぜて下味をつけて保存することもできます。食べるときは器に盛りつけるだけで良く、パッと1品ができて便利です。この場合は、2週間以内を目安に食べましょう。
冷凍した納豆は、前日から冷蔵庫で自然解凍しよう
冷凍した納豆は、食べる前日か半日前に冷蔵庫に移動して解凍します。寝る前に冷蔵庫に移しておけば、朝には食べられます。冷蔵庫で一晩かけてゆるやかに解凍することで、おいしさや栄養を損ないません。
食べ方は通常の納豆と同じ。タレやからしなど好みの味付けで、かき混ぜて食べましょう。冷凍した納豆でも、買ったばかりの納豆と同様のネバネバ感を楽しめます。
凍った納豆を無理にパックから取り出そうとすると、納豆パックが割れて納豆にくっついてしまうこともあるため、冷蔵庫でしっかり解凍しておきましょう。
また、納豆は一度凍らせると刻みやすく、料理の具材としても活用しやすくなります。加熱調理する際は、凍ったまま使うことも可能です。
常温解凍と電子レンジ解凍は要注意!
前日に冷蔵庫へ移動して解凍できなかった場合は、常温での解凍や、電子レンジを活用することもできます。ただし、常温で長時間放置した納豆は、発酵が進んで風味が損なわれること、納豆に含まれる酵素・ナットウキナーゼは熱に弱く、加熱すると失われることに注意が必要です。
常温解凍する場合は、放置時間を短めにする、電子レンジ解凍の場合は20~30秒程度にとどめて半解凍で利用するといった工夫をしましょう。
納豆は毎日お手頃価格なトライアルで!まとめ買いして冷凍保存も◎
冷凍保存をマスターすれば、納豆をまとめ買いしても無駄にすることがありません。賞味期限が過ぎてしまった納豆を泣く泣く捨てた経験がある方は、ぜひ試してみてください。
トライアルでは、さまざまな種類の納豆を豊富に&お得に取り揃えていますので、ぜひお気に入りを見つけてください。まとめて買って冷凍しておけば、「必要なときに納豆がない」ということがなく便利です。リーズナブルで栄養満点の納豆を、日々の食卓に積極的に取り入れていきましょう。