イチゴは保存方法によって差が出る!より長持ちさせるコツは?
甘酸っぱい味わいと見た目のかわいらしさが魅力のイチゴ。aaa
旬を迎えるこの時期、おやつや食後のデザートとして食べる機会も増えますよね。
ただ、イチゴは日持ちしないというイメージもあるので、たくさん買いづらいと思っている人もいるでしょう。
イチゴをより長持ちさせる方法はあるのでしょうか?
料理家の風間章子さんに、イチゴを保存する際のポイントと、適切な保存方法を教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!
風間章子(かざま あきこ)
料理家/調理師
イタリアンレストランで6年間修業した後、カフェを立ち上げ、雑誌やウェブなど、さまざまなメディアにて料理監修で活躍。これまで、4店舗のカフェの料理メニューの立ち上げを行う。料理の技術向上はもちろん、料理の楽しさを伝えることを目的とし、料理の撮影や料理教室を開催するキッチンスタジオ「人形町キッチン」を運営。わかりやすい説明と気さくな人柄で、好評を得ている。
X(旧Twitter):@ACCO_kzm
イチゴを保存するときのポイント
イチゴのフレッシュさを損なわないように保存するには、いくつかのポイントがあります。
優しく扱う
イチゴはとてもデリケートです。
ちょっとした傷でも、そこから傷んでしまうため、なるべく丁寧に扱いましょう。
さわると傷もつきやすくなるので、できるだけさわらないようにするのもポイントです。
保存時は洗わない
糖度が高く水分も多いイチゴは、表面に水がついているとそこからカビが発生しやすくなります。
そのため、保存する前に洗うのは避け、食べる直前に洗うようにしてください。
イチゴをより長持ちさせる保存方法
買ってきて1~2日で食べきれる場合は、フィルムがついたパックのまま食品保存用ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すればOK。
保存期間が3日以上、5日以内になる場合は、次のような手順で冷蔵保存してください。
イチゴの冷蔵保存方法
1. 傷んでいたり、底でつぶれていたりするイチゴを取り除く。
2. イチゴに傷をつけず、重ならないように保存容器に並べる。
3. 蓋をして冷蔵庫の野菜室へ。保存期間の目安は5日程度です。
冷蔵での保存が可能な5日以内に食べきれそうもないときは、次のような方法で冷凍保存しても◎。
ただし、風味や食感が変わってしまうため、冷凍後の食べ方は限られると思っておきましょう。
冷凍保存の仕方
1. イチゴを洗ってヘタの部分を取り除き、水気をしっかり拭き取る。
2. 2等分あるいは4等分にカットしてジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜きながら封をする。
3. イチゴが重ならないよう、なるべく平らにして冷凍する。保存期間の目安は約1ヵ月。
冷凍したイチゴは、そのままシャーベット感覚で食べてもおいしいですが、フレッシュなイチゴに比べると甘味が落ちます。
また、解凍すると水っぽい食感になってしまうため、食べるときは凍ったままスムージーにしたり、ヨーグルトのトッピングに使ったりするといいですよ。
冷凍保存するなら、イチゴソースにすると使い勝手◎
イチゴは冷凍すると甘味が少なくなるので、少量の砂糖を加えたソース状にして冷凍するのがおすすめです。
イチゴソースの作り方は次のとおりです。
材料
4等分にカットしたイチゴ…100g
砂糖…大さじ1(お好みで加減)
作り方
1. 大きめの耐熱ボウルにイチゴと砂糖を入れ、ラップをして600Wの電子レンジで1分半加熱する。
2. 全体を混ぜ合わせて再びラップをし、600Wの電子レンジで1分(イチゴに完全に火が通るまで)加熱する。
3. 出来上がったイチゴソースの粗熱を取り、ジッパー付き保存袋に入れる。板状にならして冷凍庫へ。
完成したイチゴソースは、冷凍で2~3ヵ月保存できます。
板状にして冷凍しておけば、使いたい分だけ折って使えるので便利。
ヨーグルトやケーキのトッピングに、牛乳と混ぜてイチゴミルクにと、いろいろな楽しみ方ができますよ。
買ってきたイチゴが思ったより酸味が強く、生で食べづらいときに、このようにソースにして消費するのもアリですね。
毎日お得なトライアルのイチゴをまとめ買いして保存しても◎
甘酸っぱくておいしいのはもちろん、栄養面でもビタミンCを豊富に含んでいるイチゴは、毎日でも食べたいもの。
トライアルでは、そのとき一番おいしいイチゴをいつでもお手頃価格で販売していますので、まとめて買って適切に保存すれば、すぐに食べられなくてもOK!
生でたっぷり味わっても良し、イチゴソースにしてトッピングにするのも良し。
お好みの方法で、より長くイチゴを楽しんでくださいね!
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