レタスの大量消費に◎!たっぷりおいしく食べられる簡単レシピ
みずみずしく、シャキシャキ食感が魅力のレタス。それだけに、サラダや付け合わせなど、生で食べることが多いと思います。
けれども、生で使うだけだとたくさんの量を食べるのは難しく、1玉買っても持て余してしまったり、いつも同じような味付けで飽きてしまったり…と、レタスの使い道に悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、1玉買ってもあっという間に消費できる簡単でおいしいレタスを使ったレシピを、料理家の風間章子さんに教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!
風間章子(かざま あきこ)
料理家/調理師
イタリアンレストランで6年間修行した後、カフェを立ち上げ、雑誌やウェブなど、さまざまなメディアにて料理監修で活躍。これまで、4店舗のカフェの料理メニューの立ち上げを行う。料理の技術向上はもちろん、料理の楽しさを伝えることを目的とし、料理の撮影や料理教室を開催するキッチンスタジオ「人形町キッチン」を運営。わかりやすい説明と気さくな人柄で、好評を得ている。
Twitter:@ACCO_kzm
目次
トライアルでの販売価格
レタス(1玉)…129円(税込)
※2023年6月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
ロールレタス
材料(2人分)
レタス…4枚
鶏ひき肉…160g
玉ネギ…4分の1個
シイタケ…2枚
バター…10g
水…200ml
カットトマト缶…2分の1
塩…小さじ2分の1
コショウ…少々
オリーブオイル…大さじ1
[A]
塩…小さじ2分の1
コショウ…少々
パン粉…大さじ2
牛乳…大さじ1
卵…2分の1個
作り方
1. 大きめの鍋に湯を沸かし、レタスの葉を1枚ずつ、さっと湯通しして冷水にとる。
2. 玉ネギとシイタケをみじん切りにし、火が通る程度にバターで炒めて冷ましておく。
3. 鶏ひき肉に「2」と[A]を入れて粘り気が出るまで練り合わせ、2等分にして楕円形に丸めておく。
4. 水気を切ったレタスで「3」をひとつずつ巻き、巻き終わりを楊枝でとめる。
5. 鍋に「4」と水、カットトマト缶、塩、コショウを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で15分程煮込み、仕上げにオリーブオイルを加える。
キャベツの代わりにレタスを使った「ロールレタス」。
肉厚のキャベツを茹でるのは手間ですが、薄いレタスならすぐに湯通しできるので簡単です。
レタスは外側の葉を使うのがポイント。
二重に巻くことによって破れにくくなると同時に、食べ応えもアップします。
また、旨味を出すために、肉ダネには炒めた玉ネギとシイタケを加えました。
レタスとワンタンのスープ
材料(2人分)
レタス…3枚
ワンタンの皮…12枚
豚ひき肉…40g
※冷蔵・冷凍ワンタンを使ってもOK!
長ネギ…5cm
生姜(薄切り)…2枚
ごま油…大さじ2分の1
水…450ml
酒…大さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1
醤油…小さじ2
塩、コショウ…各少々
作り方
下準備:ワンタンの皮の真ん中にティースプーン2分の1程度の豚ひき肉を置いて対角線に折り、さらに半分に折る。半分に折ったものを指でつまんで成形する。
※冷蔵・冷凍ワンタンを使う場合は割愛してOK。
1. レタスはざく切りに、生姜と長ネギは千切りにする。
2. 鍋にごま油を入れて火にかけ、生姜と長ネギを炒める。香りが出てきたら、水、酒、鶏ガラスープの素を加え、塩・コショウで味をととのえる。沸騰したら弱火にしておく。
3. 別の鍋に湯を沸かし、ワンタンを2分程茹でてザルに上げる。レタスと共に「2」に加え、スープを温める。
この料理のポイントは、「2」の工程で、生姜と長ネギをごま油で炒めて香りをしっかり立たせること。
具材や味付けがシンプルなスープだからこそ、こうした細かい工程が大切になってきます。
レタス入りチャーハン
材料(2人分)
レタス…2~3枚
ベーコン…2枚
長ネギ…6cm
卵…1個
ご飯…360g(約2.5膳)
塩…小さじ2分の1
コショウ…少々
ごま油…小さじ1
醤油…小さじ2分の1
サラダ油…大さじ1
作り方
1. レタスは2cm角に、ベーコンは5mm幅に切る。長ネギはみじん切りにし、卵は溶きほぐしておく。ご飯が冷たい場合は電子レンジで温めておく。
2. フライパンを中火にかけてサラダ油を入れ、長ネギを炒める。長ネギに火が通ったらベーコンを加え、さらに炒める。
3. 火を強めて溶き卵を加え、卵に軽く火が通ったらご飯と塩、コショウを加える。ご飯の塊を崩しながら、卵を絡めるように炒める。
4.「3」にごま油と醤油を加えて炒め、さらにレタスを加えて混ぜ合わせる。
長ネギを炒めるときは、長ネギの香りが油に移るまでじっくりと。
火が強いと焦げてしまうので注意しましょう。
レタスはシャキシャキ感が残るように、最後にさっと合わせるのがポイントです。
レタスと明太子のスパゲッティ
材料(2人分)
レタス…2枚(80g)
辛子明太子…50g
バター…30g
大葉…5枚
スパゲッティ(1.7mm)…200g
粉チーズ(お好みで)…適量
[A]
オリーブオイル…大さじ3
醤油…小さじ1
酢…大さじ1
[B]
顆粒出汁…小さじ2分の1
水…60ml
酒…大さじ1
醤油…小さじ1
作り方
1. レタスは5mm幅の細切りにし、大葉は千切りにする。辛子明太子は皮からはずしてほぐす。[A]を混ぜ合わせておく。
2. 耐熱容器に[B]を入れ、600Wの電子レンジで40秒加熱する。
3. 大きめのボウルにバターと「2」を入れる。バターが溶けたら辛子明太子を加えて混ぜ合わせる。
4. 大きめの鍋に湯を沸かし、塩大さじ1程度(分量外)を加えて、スパゲッティを規定の時間で茹でる。
5. 茹で上がったスパゲッティを「3」のボウルに入れて混ぜ合わせ、皿に盛り、レタスと大葉をのせる。
6. レタスに[A]を回しかけ、お好みで粉チーズをかける。
サラダ感覚で食べられるスパゲッティです。
レタスは分量以上にたっぷりのせてもおいしいですよ。
ピリ辛肉味噌のレタス包み
材料(2人分)
レタス…8枚
ご飯…適量
[A]
豚ひき肉…160g
味噌…大さじ1
醤油…小さじ1(味噌の塩分によって加減を)
みりん…大さじ2
ニンニクすりおろし…小さじ2分の1
豆板醤…小さじ2分の1
ごま油…大さじ2分の1
作り方
1. 小さめの鍋かフライパンに[A]を入れて混ぜ合わせる。中火にかけ、木べらでつぶすように混ぜながら、豚ひき肉がそぼろ状になるまで加熱する。
2. レタスは1枚ずつ千切る。
3. レタスに一口大のご飯と肉味噌をのせて巻いていただく。
肉味噌はしっかりとした味付けにすると、レタスとの相性が◎。
冷蔵庫で4~5日の保存ができるので、多めに作っておいてもいいでしょう。
豆腐にのせたり、そぼろご飯としてお弁当に入れたりしてアレンジするのもおすすめです。
レタスとゆで卵のサラダ
材料(2人分)
レタス…2枚(80g)
トマト…2分の1個
卵…2個
[A]
マヨネーズ…大さじ2
粒マスタード…大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
酢…大さじ2分の1
塩…小さじ3分の1
コショウ…少々
作り方
1. レタスは3~4cmのざく切りに、トマトは食べやすい大きさに切る。卵はお好みの固さに茹でて、皮をむいて2~3cmの大きさに切る。
2.[A]を混ぜ合わせ、「1」を加えてよく和える。
材料を切って調味料と和えるだけで作れる簡単サラダ。
粒マスタードが味のアクセントになります。
調味料はあらかじめすべての材料を混ぜ合わせておくと、具材とのなじみが良くなりますよ。
レタスのお浸し
材料(2人分)
レタス…3枚
塩昆布…5g
作り方
1. レタスは4~5cm程度に切り、さっと湯通しをしてから冷水にとり、水気を切る。
2.「1」に塩昆布を和える。
2つの材料で作れるので、食卓にもう一品欲しいときにおすすめ。
レタスはサッとお湯を通過させるくらいでOK。
水気を切る際も、少し水分が残っているほうが塩昆布とのなじみが良くなるので、ザルで数回振る程度で大丈夫です。
レタスのじゃこオイルがけ
材料(2人分)
レタス…3枚
ちりめんじゃこ…10g
ごま油…大さじ2
醤油…少々
作り方
1. レタスを食べやすい大きさに切り、皿に盛る。
2. 小さめの鍋かフライパンに、ちりめんじゃことごま油を入れて火にかける。ちりめんじゃこがパチパチとしてきたら、ごま油ごとレタスに回しかけ、醤油をたらす。
これも作り方は超簡単なので、もう一品欲しいときにおすすめの一品。
ちりめんじゃこはカリカリになるまで十分に熱しましょう。
レタスを調理する際のポイント
レタスの95%は水分ですが、ビタミンやミネラル、食物繊維などがバランス良く含まれています。
レタスに含まれるビタミンCやビタミンB群は、水に溶けやすく、熱に弱い栄養素。
そのため、これらの栄養素をとりたい場合は、水に浸しすぎず、熱を加えすぎないことが重要です。
水で洗うときも、小さくカットしてからだと栄養素が流れやすくなるので、大きな葉のまま洗うのがいいですよ。
かといって、加熱調理が悪いわけではありません。
スープなど、水溶性の栄養素が溶け出した煮汁ごと食べる料理はおすすめ。また、加熱することでカサが減り、たくさん食べられるようになるので、食物繊維を効率良くとることができます。
また、レタスを保存する際は、冷蔵でも冷凍でもOK。
シャキシャキとした食感を楽しみたい場合は冷蔵、長期間使う予定がない場合は冷凍保存がおすすめですよ。
詳しくは、次の記事でご紹介していますので、チェックしてください!
レタスの適切な保存法とは?冷蔵・冷凍で長持ちさせる方法を紹介
新鮮なレタスを手に入れるならトライアルで!
レタスはサラダなど生で食べるイメージが強いですが、炒め物やスープなど、加熱してもおいしく食べられる野菜です。
いろいろな料理に使えるだけでなく、冷蔵のほか冷凍保存もできるので、1玉買っても使い道には困らないはず。
新鮮な野菜をいつでもお手頃価格で販売しているトライアルのレタスで、今回ご紹介した料理を作ってみてくださいね!
野菜・果物など毎日食べたいトライアルの青果、鮮度と味へのこだわり